コラム

パラセーリングに適した服装や靴は?

パラセーリング

パラセーリングは、海上をモーターボートで引っ張られながらパラシュートで空中を飛ぶマリンアクティビティで、爽快感と絶景を楽しめる人気の体験です。しかし、海や風の影響を受けやすいため、服装選びはとても重要です。ここでは、パラセーリングを安全かつ快適に楽しむための服装について説明します。

基本の服装:動きやすさと濡れても大丈夫な素材がカギ

パラセーリングは基本的には空中で楽しむアクティビティですが、乗り降りの際に水しぶきがかかったり、着水が必要になる場合もあります。したがって、濡れても問題ない服装、そして風に強く動きやすいものを選ぶことが大切です。

1.上半身:ラッシュガードまたは水着

上半身にはラッシュガードや速乾性のあるTシャツがおすすめです。ラッシュガードは紫外線から肌を守ってくれるだけでなく、万が一の擦り傷などからも肌を保護してくれます。特に夏場の強い日差しの下では、日焼け防止にもなります。

水着を着用してその上にラッシュガードを羽織るスタイルが定番ですが、速乾性のTシャツでも代用可能です。ただし、コットン素材のTシャツは水を含むと重くなり、乾きにくいため避けたほうが無難です。

2.下半身:水着やサーフパンツ

下半身も水着やサーフパンツなど、速乾性があり濡れても大丈夫な素材のものを選びましょう。女性の場合、ワンピース型の水着よりもセパレート型のほうが動きやすく、上からショートパンツを重ね着すると安心感があります。

ジーンズやチノパンなどの通常のパンツは、水に濡れると重くなって動きにくくなるため、パラセーリングには適していません。また、スカートやワンピースも風でめくれやすく、安全面や快適性からも避けるべきです。

足元の装備:濡れても脱げにくいサンダルがおすすめ


パラセーリングでは、ボートに乗ったり海に出たりするため、足元の装備も重要です。

おすすめ:マリンシューズまたはストラップ付きサンダル

マリンシューズは足にしっかりフィットし、水中や濡れたデッキでも滑りにくいため、安全性が高いです。また、ストラップ付きのスポーツサンダルも脱げにくく、海辺のアクティビティには最適です。

NGな靴:ビーチサンダルやスニーカー

ビーチサンダルは歩きやすさはありますが、海上や風の強い日には脱げやすく、ボートの上で滑りやすいため不向きです。また、スニーカーは濡れると重くなり、乾きにくく不快感が残るため、避けるのが賢明です。

その他の持ち物と注意点

1.帽子やサングラス

日差しが強い日には、帽子やサングラスも役立ちます。ただし、風で飛ばされる可能性があるため、あご紐のついた帽子や、ストラップ付きのサングラスを選ぶと安心です。サングラスは偏光レンズ付きのものだと、海面の照り返しも軽減できます。

2.タオルと着替え

パラセーリング後は体が濡れていることがあるため、タオルと着替えを用意しておくと便利です。特に肌寒い季節や風の強い日は、体が冷えやすくなるため、パーカーやウィンドブレーカーなど羽織るものも準備しておきましょう。

3.貴重品は持ち込まない

パラセーリング中は荷物を持ち込めないことが多く、海に落としてしまうと取り戻せません。スマートフォンや財布などの貴重品は、体験前にロッカーやスタッフに預けておくのが基本です。

季節ごとの服装のポイント

夏(7月~9月)

もっともパラセーリングに適した季節で、日差しと暑さ対策が重要です。ラッシュガードや帽子、日焼け止めは必須アイテム。熱中症対策のためにも、水分補給はこまめに行いましょう。

春・秋(4月~6月、10月)

気温が安定していて体験しやすいですが、風が冷たく感じられることもあります。水着の上に長袖のラッシュガードを着用し、羽織ものを一枚用意すると安心です。

冬(11月~3月)

一部地域を除き、寒さと風の強さからパラセーリングには不向きな季節です。どうしても冬に体験したい場合は、ドライスーツのレンタルがあるか確認し、十分な防寒対策をしましょう。

まとめ

パラセーリングを安全かつ快適に楽しむためには、「濡れても大丈夫」「動きやすい」「風に飛ばされにくい」服装を選ぶことがポイントです。基本は水着やラッシュガード、サーフパンツ、そしてストラップ付きのサンダルやマリンシューズ。季節に応じて防寒対策や日焼け対策も忘れずに行いましょう。

適切な服装と準備を整えて、ぜひパラセーリングの爽快な空の旅を満喫してください。